たかがシールド、されどシールド。。。

好評企画第2弾、シールド試奏第2弾公開しました。パチパチパチパチ! 今回は、一部をネットで見つけた評判のいいシールドを製造会社様にお願いして、貸出していただきました。 快く企画にご賛同いただけた会社様、ありがとうございました。 みなさん、おそらくほとんどのシールドが始めて聞かれるのではないでしょうか? さて、そこまでシールドにこだわるのかってところですが。。。。


正直、こだわりだすときりがないというのはよくわかっています。それを言い出すと、ベース本体の内部配線はどうなんだ、アンプの電源ケーブルは?スピーカーケーブルは?と果てしなく広がっていくケーブルネタですから。(もう、オーディオマニアチックになりますね。。。)
といって、初心者はさておき、ベース本体やエフェクターにこだわって、シールドにまったく頓着しないというのはどうなんだと言う気もします。
今回はほとんどが、結構良いシールドなんでテスト前はそんなに違いが出ないのではと思っていましたが、お聞きになったように、まー、ベースとアンプをつなぐ電線がこんなにも音に影響するかって実感されたと思います。同時に、その電線に万円を出すか???っていう風に思われた方もいらっしゃると思います。

それは、ここのプレーヤーさんの考え方によるところで判断いただければ良いと思いますが、実際にこだわりのシールドを作っておられる方の取り組み方は、半端じゃないです!ベースのルシアーにもまさるこだわりと技術をあの電線一本に込められています。そういう姿勢に触れた時、”あー、シールドごときなんておもっちゃいけないな”と改めて思いました。

楽器用であるが故の。。。

楽器用シールドがオーディオ用と異なる最大の点は、楽器用シールドは時として最悪の状況でも確実にノイズを出さないで、ちゃんと楽器の音を伝える必要があるという事です。単純に電気的にロスなく信号を伝えるだけではダメだという事です。


ライブで要求される仕様として、

 

  • プラグが耐久性があり、接触がしっかりしているかどうか?
  • ケーブルが耐久性があり、多少無茶な扱いでも断線しないか?
  • 極性がある場合、暗いステージではっきりとわかるかどうか?
  • シールドがステージでのアクションに柔軟について来れるかどうか?
  • 設置、撤収の際、絡まらずスムーズに扱いやすいかどうか?
  • 汚れ等に強いかどうか?(最悪、雨天でもだいじょうぶか?)

これらが十分でないと、アマチュアでもなかなか使いづらいですね。(実は、ちゃんとローディーのいるプロより、アマチュアのライブの方が過酷だったりします。買い替えもアマチュアの方がしんどいですからね。)
もし、こういう点でいまいちなシールドで音が圧倒的に良いものは、レコーディング用として使う方法もありますね。ただ、基本同一シールドでまかなえる方が良いとおもいます。

こういった点で、今回圧倒的に優れていると感じたのは、GDVとバルバロッサです。どちらもライブにガシガシ使っても大丈夫そうな印象を受けました。極性表示も、GDVのオレンジプラグは、暗いところでもかなりわかりやすいです。(極性表示は、シースにヒシチューブをつけたり、シールで表示したりという方法がありましたが、チューブは黒だとわかりにくいし、シールはつかっていくあいだにおそらくはがれて脱落します)
また、AETや中村製作所等の非常に感触の良いシースがついているものがありますね。これは、絡まりにくいだけでなく、汚れもあんまりつきにくそうで扱いやすくいいですね。中村製作所さんのブルーのジャケットは個人的にかなり気に入ってしまいました。
EVOLZIONE MC5 は、究極に細く外観からすると不安になりますが、線もプラグも意外にしっかりしています。音も外観に似合わない音ですね。

積極的に音を作ってしまうという考え方

monster

今回のラインナップの中で明らかに違和感のあるものが。。。MONSTER ACOUSTICって言うシールドですが、これは他のシールドと異なり、アコースティック専用とうたっているだけあって、木製のプラグカバーや極太ケーブル等、ロックとかでガシガシ使うには全く持って不向きなシールドです。音も、”これは明らかに作ってるな”って言う感じですね。原音忠実が高級シールドの大目標ですが、これははなからアコースティックで生きれば良いというスタンスでした。私個人的な意見ではありますが、この考え方、嫌いじゃないです。シールドをフィルターの様に音作りに使ってしまおうというのは、ある意味ありだと思います。例えば、モータウンサウンド向きシールド、スラップ向きNYサウンドシールドなんてのもあれば、アマチュア的に言えば買いやすいですね。バンドの傾向にあわせて、エフェクターのセッティングだけでなくシールドを変えるって言うスタイルも今後出てきても良いかなと思います。




様々な反応に興味津々。。。。

実は、前回の分で様々なブログ等で取り上げていただき、それぞれの反応を密かに見せていただきました。皆さん、それぞれ良いと感じる方向が色々で非常に興味深かったです。プレーヤーそれぞれに価値観や嗜好があって非常に健全だなと思いました。皆さんが積極的にシールドに向き合って、より良いサウンド作りに邁進していただければと思います。そして、実際にシールドを使っている人の意見が製作側にとどけば、さらなるシールドの発展の可能性も出てきます。是非、今回のテスト結果も皆さん自分の感じるまま、ブログ等でまた取り上げていただければとおもいます。面白い記事は、またこちらのプロデューサーブログでも取り上げさせていただきたいと思います。