BB-5000フレットレス
本サイトでの監修をしていただいている、泉先生も愛用のYAMAHA BB-5000のフレットレスが中古で出ていたので、とりあえず弾いてきました。
80年代の楽器だと思うのですが、この頃はまだ5弦は今のように一般的でなく、このBB-5000もこの頃の特長で、ネック幅が比較的狭く、弦間ピッチも狭い形になっています。個人的にはこの仕様は好きですので、すごく興味がありました。
抱えた感じですが、この個体だけかもしれませんが、ボディが軽めです。ので、ヘッド落ちが激しいです。特に、ペグが重いのを5つもつけているので、仕方ないですね。それに、フェンダーと比べて、下側のウイングが短いので、膝に乗せての演奏はちょっと厳しいです。ストラップ必須です。
いろいろ、難点だけ言いましたが、サウンドはとてもすばらしかったです。特にリアピックアップは、何とも艶のあるのだけれど、とんがりすぎず、よく通る音です。フロントをミックスするとかなり厚い音になります。私は、リアだけで十分かなと思いました。ちょっと、弦高とナットが好みより高めで、イントネーションをとるのに、慣れが必要でしたが、ちゃんと調整すればいける感じですね。
いつも思うのですが、楽器って、女性に似ています。
スタイル抜群、頭も良いし、料理も出来るし、性格もいいという女性に、必ずしもみんな惚れるかと言うとそうでもないんですよね。全然料理も出来ないし、取り立てて、美人でもない、でもしゃべる一言一言の声が良いとかで、ころっと惚れてしまう場合もたぶんにあります。<逆に、女性は優秀な子孫繁栄のために常に優秀な男子を選ぶ本能に出来ているらしいですが。>
楽器も、ヘッド落ちするし、ノイズも多いし、でも、ミッドの音にシンパシー感じでしまうとか、ちょっとのポイントだけで惚れてしまう場合もあります。ま、ネックがひどい状態だと、いくら惚れても敬遠したいですが。
よく、どんな楽器を選べば良いですか?という質問があるのですが、一般的な事一通りはお応えできると思うのですが、つまるところ、こればっかりは、”あんたが惚れた女を選べよ!”って言う結論に達しますね。だから、一度会ってみて話してみて、お茶して(試奏)みないとわかりませんよね。(まれに、写真だけでノックアウトされてしまう場合もありますが)
ダンエレクトロとか、へフナーとか、EB-3とかああいう個性的な楽器は、音響的な性能で言えば、えびちゃん、もえちゃんではないんですが、出会う人によっては、一生手放したくなくなる伴侶になる魅力を秘めている楽器だと思います。
BB-5000も、確かにハイエンド系のベースと比べると色々問題もあると思いますが、いわいる”ええ女”なんですよ。。
だから、未だにモテるんでしょうね。


