三木楽器梅田 納 浩一 ベースセミナー
4月11日の夜、三木楽器 ミュージックサロン 梅田にて、”納 浩一ベースセミナー”が開催されました。 納浩一さんの取材許可がいただけましたので、終了後のインタビューをさせていただきました。 [Producer :竹田憲司]
納浩一さんというと、渡辺貞夫バンドや最近では森山良子さんのツアーなどで活躍されている、日本のJAZZベーシストとして筆頭にあげられる活躍をされているベーシストです。JAZZベースの教則ビデオなどで後進の指導に対しても非常に熱心な活動をされていることは、皆さんもご存知のところだと思います。 私も、何本かの教則ビデオを見させていただき、その卓越したベースラインとサウンドには非常に勉強させていただいております。

さて、本日のクリニックは”ランドスケープ”というエレクトリックアップライトのデモもかねているということで、ステージにはランドスケープのEUBとエレアコベがならんでおります。また、三木楽器さんからのリクエストで、フレッティドのベース演奏もということで、ご愛用のフォデラも並んでおりました。アンプは、マークベース、キャビはEBSという比較的小型のセットです。
クリニックという形式ですが、ほとんどちょっとしたライブに近い内容で、かなり参加された方は納浩一さんの演奏を満喫できて、満足度は高かったのではないでしょうか?参加されている方も、ほとんどの方はベーシストだと思われましたが、みなさん納さんのベースプレー、一つ一つに釘付けになっていた様子が印象的でした。
クリニックとして、さまざまな質疑応答もあり、その中で印象に残ったのは、ベーシストといえど"ソルフェージュ"の訓練の重要性を力説されていた点です。クラッシックをやっている人は、かならずこの訓練をさせられるのですが、ポピュラーのベーシストは意外に出来ない・やっていない人が多いといわれていた。かく言う私も、吹奏楽やってたころに散々言われてたはずなのに、そういえばちゃんと声に出してやっていないと改めて反省したしだいです。(正直、うまくない歌を家内に聞かれると恥ずかしいという結構へたれな理由でもあったりします)音楽を歌うことが、表現を豊かにするという、根源的なことであるのに、どうしても手癖など手先だけで弾いている人が多いということでした。
たとえばベースでルート音を追いながら弾き語りのような感じで歌いながらベースを弾く練習から始めるなど、実際の練習方法を示しながら説明いただき、ますます納得という感じでした。
プレイ面では、特に今回はギターとのデュオということで、ベースがずんずんグルーヴを刻んで音楽を作っていく感じがとても気持ちよく、改めてリズムの重要性を再認識しました。ベースラインは非常に多彩なプレイの連続で、プレイスタイルの幅の広さに驚嘆しました。 特に、納さんのアップライトでのプレイの特徴でもある、2フィンガーでのゴーストノートを取り入れたプレイが圧巻でした。手首のスナップも間近で見ると、小気味よくよく動きかつかなり激しい。こうなると、本物のアップライトでの演奏も堪能したかったというちょっと欲も出てきてしまいます。
この日は、EUB2本とエレアコベ、フォデラと4本のベースのサウンドを聴かせていただきましたが、EUBは特に2グレードあって、Masterというグレードのものが、非常にアップライトに近いサウンドで好感をもてました。また、エレアコベタイプのベースを弾かれる納さんという珍しい姿もありましたが、ご本人はそれほどこの楽器になれていないとおっしゃっておられたのですが、むちゃくちゃ弾きこなしているように見えました。
終了後、監修の泉尚也氏と対談形式で、EUBについてや、エレベとアップライトの併用など興味深い内容をお伺いできたので、ビデオで配信させていただきます。


