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PLEK SYSTEM レポート

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tune チューンギターマニアック
このたび、関西初上陸の噂のリペアマシン PLEK の体験取材を行いました。導入されたのは、兵庫県尼崎市にあるオリジナリティあるベースなどを生み出してきた国内屈指の楽器メーカー TUNE GUITAR MANIAC さんです。

いままでも、国内では東京のSLEEK ELITEさんが一手にPLEKを行なってきて、相当数の実績を上げてきています。


PLEKは、ドイツ”PLEK Gitarrentechnologie GmbH”で開発されたギター・ベースなどの弦楽器を計測、リペアするマシンです。

plek machine

PLEK SCAN

ネック・指板・フレットなどの状態をコンピュータが計測把握し、データ化してそれに基づいてフレットのすり合わせ、ネック調整のアドバイス、ナット制作などを行える画期的なマシンです。どのフレットでバズが起こっているかも、画面で把握できます。
また、弦をはった状態での計測により、弦の振幅を考えた適切なリリーフ(ソリ)を導き出します。

 

Virtual Fret Dress

今まで手作業で職人技でやっていたすり合わせを、非常に短時間で正確に行うことができます。
このことは、フレットを削る量を最小で済ませることができる(Fret = Money)ので、従来であればリフレットを余儀なくされていたような状態の楽器でも、すり合わせで救えることもあるという希望が見えてきます。

 

Making Nut

計測結果に基づいた適切なナットを、マシンが制作する機能があります。

 

Data Base

計測されたデータは、データベースに保存され、再度の調整の際にも前回と同じ状態を再現することができます。
ネックが動いたりフレットがプレイによって摩耗しても、理想の状態に再度調整のすることを可能にしています。


PLEKは、マシンさえ導入すればだれでも稼働できるものではなく、優秀なリペア技術者が運用してはじめて成果を上げることができるマシンです。プレイヤーの好みのセッティングをヒアリングし、ベストの状態を相談しながら決めていきます。
計測、フレットファイリングはマシンが行いますが、セッティングデータの入力、計測に伴う楽器の調整などは、すべてリペア技術者が従来どおりおこないます。しかし、マシンのサポートで、非常に正確に短時間で行うことができるので、従来の修理預かりのように、楽器を長期間預けることなく、ベストの状態に調整できることは、スケジュールの厳しいプレーヤーにとって、何よりの助けになると思います。
また、コスト的にも非常に安価(調整、および擦り合わせの場合 : ¥13,650)で行えることは、どんなレベルのプレーヤーにもベストな調整を施術できることを意味します。

雑感:PLEKは確かに非常に画期的なマシンで、それなりに大掛かりで高価な機械ですが、最近の手術なども行えるロボット技術であれば特に不可能な動作ではないと思いました。ただ、これは単なる制御・計測技術で解決できるシステムではなく、ネックに発生している問題と制御を理解している技術者でなれけばインテグレートできなかったものだと思います。むしろ、優秀なリペア技術者がそれを扱える技術と、トータルシステムが実はPLEKの一番のすごいところだと思いました。


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