Vigier Arpege
以前から、三ノ宮の楽器店に置いてある、Vigierを勇気を持って試奏しました。
vigierといえば、ロジャーグローバーやラウドネスの山下昌良氏の愛用で有名ですが、今回はちょっと仕様の違う”Vigier Arpege”というモデルを弾いてみました。彼らが使っているVigier Excess等は通常ボルトオンなんですが、これは、スルーネックです。で、インラインのペグではなく、2:2です。メイドインフランスなんで、近所だからという訳なのかシャーラー製ペグです。ブリッジはオリジナルのようですが、むちゃくちゃゴツい!アトランシアの造形美にも通ずる非常に頑丈そうなブリッジです。裏通しも出来ます。弦間ピッチはちょっと狭めのような気がしました。ネックがかなりしっかりしていて、いわゆる10/90ネックシステムというらしいですが、メイプル90、カーボン10の割合で仕込んであるそうです。回路はアクティブでオリジナルです。ピックアップは、Benedettiというメーカーらしいです。
さて、試奏感ですがまず、意外にも小ぶりでものすごくバランスが良いです。ブリッジからすると強烈に重いのかなと思いましたが、普通のベースと何ら変わりません。ステージでも大丈夫そうですね。ボディのデザインもかなり奇抜ですが、意外にしっくりと抱えられます。特筆すべきは、ネックですね。頑丈そのものって感じです。反りそうな雰囲気が全くないですね。握りは幅狭め(標準かな?)で、丸めのネックで私は好みでした。指板は、ZON等でおなじみのフェノウッドで、0フレット付きです。
回路は、
Volume with push/pull out of phase,
Pickup pan pot,6 position ROM memory selector,
2 position memory bank switch Tone pot
という構成です。よくわかりませんね。。。なんか、6接点のロータリースイッチがあって、これで劇的にキャラクタを変えることができます。ほんとに、極端ちゃうん?ってくらい。でも、一貫しているのがすべてガツンとした芯がある前に出るような音が根底にある事です。フェイズスイッチをいじると、ハイポジションでの和音も非常に綺麗に響きます。この辺の音作りが、ヘビー系ベーシストの好むところかもしれません。スラップしても、ガツンとします。ハイエンド工房系のベースの音とは明らかに違いますね。今回は張ってある弦が、040のエクストラライトだったので、テンション感はゆるめでしたが、太い弦でも張ってあげるともっとそういうキャラクタは出るのではと思います。
難点と言えば、ほとんどないんですが、このサウンドキャラクタを好きかどうかによると思います。メタルでなくても、十分対応できる深さはあります。
あと、電装系の作りがこの個体だけかどうかわかりませんが、切り替えノイズやポッドノイズがありました。(要メンテナンスですね)外来ノイズはほとんどなかったです。
Vigier のこのタイプの個体はおそらく、あんまり置いてないと思いますので、気になる方は下記まで。
Vigier Arpege ¥441,000.(税込)
http://www.j-guitar.com/sp/sea/view_detail/s15340083.html
楽器センター
兵庫県神戸市中央区三宮町2-11-1センタープラザ西館3F
TEL 078-332-1738 qq9a5vdw9@comet.ocn.ne.jp


